新着情報

Vol.109 奨学金裁判で不当判決 制度の理念は決して間違っていない

2002年3月、33年間継続された一連の同和対策の立法が終了した。 この2002年の時点で、すでに高校・大学の奨学金の返還期間に入っていた1356人に対して、大阪市は2010年に新たな条例を制定し、「返還免除」との決定を… 続きを読む

大阪市の奨学金裁判 返還求める不当判決

大阪市が「実質給付」「返還免除」と説明していたにも関わらず突如返還が求められた同和対策の奨学金をめぐる裁判で大阪地裁の柴田義明裁判長(酒井良介裁判長代読)は5月26日、受給者17人に対して奨学金に加えて遅延利息までもの支… 続きを読む

判決直後、支持者らに不当判決を知らせた

11月大阪全研成功へ現地実行委

今年11月6日から8日まで大阪国際会議場(グランキューブ)でひらかれる部落解放研究第51回全国集会(全研)の成功に向けた現地実行委員会の結成会議が5月10日、HRCビルでひらかれた。 大阪で全研がひらかれるのは25年ぶり… 続きを読む

全研

Vol.108 上田卓三元委員長の13回忌に思う

今年1月、大阪府連の副委員長をはじめ、企業連など関連団体の要職を歴任された山口公男さん(松原支部)が85歳で他界された。さらに、2月には、大阪府連の書記長、副委員長、中央執行委員をはじめ、リバティおおさかの館長なども務め… 続きを読む

写真で見る「疑惑の証拠」 「狭山事件」で新サイト

府連と部落解放大阪府民共闘会議はこのほど狭山事件の「疑惑の証拠」を詳しく解説したウェブサイト「えん罪狭山事件」を立ち上げた。 狭山事件は、弁護団の提出した新証拠によって、有罪の有力な証拠とされてきた「万年筆」「カバン」「… 続きを読む

狭山HP

Vol.107 復興相発言を逆手にとった「#東北でよかった」から考える

東日本大震災の被害について「まだ東北で良かった」と発言した今村雅弘復興相が辞任した。民進党の安住淳代表代行は記者会見で「東北を差別する許し難い発言。首相は『被災地に寄り添う』と言うが、復興相人事を見る限り寄り添っていない… 続きを読む

裁判費用など支援 「差別撤廃基金」が発足

人種差別を受けた被害者が裁判を起こす際の費用や救済活動の費用などを支援する「人種差別撤廃サポート基金」の設立総会が4月24日、大阪市中央区の大阪赤十字会館でひらかれた。府連などの呼びかけで設立されたもので、寄付金収入をも… 続きを読む

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Vol.106 忖度(そんたく)の本来の意味とこれからの運動

今年の流行語大賞候補にノミネートされることが間違いないと騒がれているのは、みなさんご存じの“忖度(そんたく)”である。 この「忖度」という言葉に対して、大阪府の松井一郎知事(というより日本維新の会代表と言った方が良いのか… 続きを読む

「推進法」の具体化へ 第64回府連大会

大阪府連の第64回定期大会が4月8日、大阪市北区中之島の大阪府立国際会議場でひらかれ、代議員など約300人が参加。「部落差別解消推進法」の具体化を通じた差別禁止・救済の法制度の確立、「暮らしのアンケート」結果を踏まえ1支… 続きを読む

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「推進法」ふまえ公正採用のとりくみを 大阪労働局長と政策懇談

府連と大阪労働局長との政策懇談会が3月29日、大阪労働局第一庁舎でひらかれ「部落差別解消推進法」などをテーマに意見交換。苧谷秀信労働局長は「部落差別解消推進法の趣旨をふまえ、公正採用選考のとりくみを積極的に推進していくこ… 続きを読む

就職差別を許さない機運をと苧谷労働局長