Vol.303 24万2567人の名前を掲載 沖縄タイムスの紙面に思う
ただひたすら名前だけが、13日間、新聞紙面の4ページを使って、合計で52ページにわたって掲載された。その新聞は「沖縄タイムス」だ。戦後80年、沖縄戦で亡くなられた24万人以上のひとの名前が一斉に掲載されたのである。 「刻… 続きを読む
コラム | 2025年6月23日
ただひたすら名前だけが、13日間、新聞紙面の4ページを使って、合計で52ページにわたって掲載された。その新聞は「沖縄タイムス」だ。戦後80年、沖縄戦で亡くなられた24万人以上のひとの名前が一斉に掲載されたのである。 「刻… 続きを読む
コラム | 2025年6月23日
この原稿の執筆日は6月16日だ。 ほぼ国会もお尻が浮き始めており、終盤国会も淡々と閉会を迎えそうな空気感である。 参議院選挙が7月20日投開票が決定したこともあり、永田町は、選挙へまっしぐらと言う状況のようである。 わた… 続きを読む
コラム | 2025年6月16日
またまた暑い暑い夏を迎えようとしている。 今年は、参議院選挙の年だ。3年に1回の恒例行事のような参議院選挙ではあるが、今年は、SNSと選挙の関係が大きく変化する選挙となりそうだ。 「SNS選挙」という言葉が広がり、SNS… 続きを読む
コラム | 2025年5月29日
言葉のチカラにあらためて感心させられた。 わたしたちは、生活保護世帯が2世代、3世代と引き継がれていったり、親の子どもへの虐待やネグレクトなども世代が引き継がれていく事を悲観した言い方として、「差別の連鎖」と表現したり、… 続きを読む
コラム | 2025年5月15日
2025年4月24日は、大阪の部落解放運動にとって大きな節目の日を迎えたといってもいい日だろう。 それは、公益財団法人大阪人権博物館(以下、リバティおおさか)と大阪公立大学との間で、リバティおおさか所蔵資料約3万点が大阪… 続きを読む
コラム | 2025年4月25日
小学館から販売されている「路傍のフジイ」という漫画をご存じだろうか。 主人公の藤井守というまったく冴えない40代のおじさんが主人公というめずらしい漫画本である。しかし、“のほほうん”としてるフジイ君が、なんともいえない味… 続きを読む
コラム | 2025年4月12日
「狭山いうても大阪の狭山のことちゃうで。遠い遠い埼玉の狭山やで」「そこでなぁ、24歳の部落の青年が別件逮捕されて犯人にされたのが、石川一雄という青年や」「無実やのにひどいえん罪事件やで」とわたしが、はじめて参加した府連の… 続きを読む
コラム | 2025年3月24日
第82回全国大会が終了した。 相変わらずSNSによる被差別部落の地域情報がネットに拡散され続けていることへの対策などが議論となった。SNSを悪用して差別拡散や誹謗中傷をおこなうフェイク情報など、ネット上における人権侵害の… 続きを読む
コラム | 2025年3月5日
昨年9月26日に袴田巖さんの再審無罪判決が決定した。2014年に静岡地裁で再審開始決定が出されたが、再審開始が確定するまでに9年、再審無罪判決まで10年の時間が費やされたことになる。この時間の経過こそが、現行の“再審法”… 続きを読む
コラム | 2025年2月25日
「タイパ」もしくは、「タイムパフォーマンス」という言葉をご存じだろうか。 タイパとは、費やした時間に対する満足度の度合いを示す言葉らしい。 日本語では「時間対効果」と訳されるそうで、短い時間で最高のパフォーマンスを発揮さ… 続きを読む
コラム | 2025年2月13日