コラム

Vol.84 子どもが犠牲になる社会に未来はない

「子どもの貧困」って、当然「親も貧困」って事でしょう? ことさらに、なぜ、“子どもの貧困”を強調する必要があるの・・・? まったく素朴な疑問である。 子どもは家族の構成員であり家族のなかで育まれることから、親が貧困であれ… 続きを読む

Vol.83 「世界で最も貧しい大統領」の言葉から考える

いまさら皆さんに紹介するのも気が引けるが、4月のはじめに来日していた「世界で最も貧しい大統領」と言われたホセ・ヒムカ・前ウルグアイ大統領による2012年のブラジルで開催された「国連持続可能な開発会議」での演説はあまりにも… 続きを読む

Vol.82 府連委員長への就任あいさつから 

4月2日和泉市の人権文化センターで第63回部落解放同盟大阪府連大会が開催された。そこで、委員長に就任したわたしは、新役員を代表して、次のようなあいさつをさせてもらった。 以下、あいさつの内容を紹介させていただき今回のコラ… 続きを読む

Vol.81 CPAO(シーパオ)徳丸さんの講演から考える

3月19日の土曜日-「ふーどばんくアクション申【MONKEY】もったいないをありがとうに2016」が、大阪市内の旭区で開催され、子どもの貧困をテーマに大阪こどもの貧困アクショングループ(CPAO/シーパオ)代表の徳丸ゆき… 続きを読む

「希望」の受け皿の役割を担うためには 全水100年に向けて

 エコノミストの浜 矩子(はま のりこ)同志社大学大学院教授が、2月28日の東京新聞に、以下のようなコラムを掲載していた。 テーマはアメリカの大統領選挙で「ややこしいことに、どうも、民主党側でサンダース氏を支持している人… 続きを読む

ヘイトスピーチ対処条例に反する大阪市の貸し館許可

大阪市が、全国に先駆けて成立させた「ヘイトスピーチの対処に関する条例」制定の意義については、水平時評コラム2016年1月18日で紹介させてもらっている。 この大阪市において成立した「条例」をあざ笑うかのように、その大阪市… 続きを読む

ふーどばんくへの相談から考える格差社会

「若い男性。メールにて、この間、インスタントコーヒーでしのいでいる。ケースワーカーに相談し、生活保護受給中であるが、人道的に対応するとケースワーカーが判断。1週間分の食べ物が必要」
 「若い男性。病気のため退職。傷病手当… 続きを読む

全国初 大阪市でヘイトスピーチ抑止条例が成立

  全国ではじめてヘイトスピーチ(差別的憎悪表現)の抑止をまとめた条例案が、1月15日の大阪市の市議会本会議で可決、成立した。 大阪市の審査会がヘイトスピーチと判断すれば、発言した団体名などを公表する内容となっ… 続きを読む

2016年を「バタバタ」「ジタバタ」してみる年に

  2016年新たな年を迎えた。 これからも1ヵ月に2回「水平時評」を頑張って、更新していきたいと思っている。 今年も厳しい環境下での部落解放運動であることに変わりはないが、とにかく今年は、「どっかの支部(地域… 続きを読む

故・山本義彦さんの早すぎる逝去に思うこと

  浅香支部顧問 山本義彦さんが逝った。 あとわずかで70歳を迎えようとしていたのに旅立ってしまった。 やり残したこと多々あるだろう・・・悔いが残るだろう。それは無念であろうと思う。 しかし、ひたすら走り続けて… 続きを読む