コラム

識字・日本語教室で学ぶ機会を公と民のコラボで

大阪市教育委員会が実施している識字・日本語教室について、今後の教室のあり方や指導するコーディネーターの実態把握などに取り組んでいこうという方向が検討されているようである。 識字・日本語教室は、部落差別や貧困、歴史的経緯に… 続きを読む

食を通じて子どもたちを支える「子ども食堂」の取り組み

子どもの“貧困”という言葉がクローズアップされ始めている。 子どもの6人に1人が貧困状態にあると言われているそうである。 その背後にあるのは、家庭の貧困であり、親たちの貧困だ。とりわけ、ひとり親家庭の貧困率は50%を超え… 続きを読む

一寸先は闇 安倍無投票再選後の安保法制の行方

安保法案の強行採決か、成立断念か・・・いよいよ正念場の会期末が近づいてきた。政治の世界はそれこそ“一寸先は闇”である。何が起こるかわからない政治情勢である。  考えられるシナリオとしては、まずは第1には、9月8日の自民党… 続きを読む

「継承・継続」「完全実施」 答申50年記念集会で訴えたこと

“猛暑”、“酷暑”と世間を騒がせた8月も残りあとわずかとなった。 今年の8月は、「同和対策審議会」答申が出されて50年目にあたる。 8月11日に大阪市内にある中之島中央公会堂において、同和対策審議会答申50年(以下、「同… 続きを読む

「恐れるに足らず」姿勢で問題に挑む若者たちに希望が

国会前で取り組まれている安保反対のデモについて、「反対デモに参加してると就職できない」といったツイートや投稿が繰り返し行われているらしい。 この点で、誹謗中傷の代表格が、自民党の武藤貴也衆院議員(36)だ。彼は、安保関連… 続きを読む

戦争の現実を伝え戦争法案を廃案に

国民の半数以上が反対しているにもかかわらず、安倍政権は安全保障関連法案の衆議院強行採決を行った。明らかに集団的自衛権の行使に踏み込むものであり、憲法違反そのものである。あらためて安倍政権の暴走を阻止し、戦争法案に抗議する… 続きを読む

「18歳選挙権」だけでなく若者が社会を担える環境を 

リクルートが発行しているフリーペーパーに『R25』というのがある。首都圏30km圏内(東京、神奈川、千葉、埼玉の各一部)の主要鉄道駅、東京都心10区内のコンビニエンスストア・大手書店、ターミナル駅周辺の飲食店などに設置さ… 続きを読む

少数者の意見に耳を傾けない政治は民主政治ではない

「全員意見が違っていい。それで良いと思う。全員違ってて仕方ないもの、と確認することが民主主義だと思う。」-最近とくに強くそう思うようになった。 なぜなのか、民主党の責任かなぁ・・・とふと思う。 民主党政権への批判の一番手… 続きを読む

大量にばらかまれる差別文書 

大阪府内各地で大量にしかも広範囲に悪質な差別文書がばらまかれている。被差別部落内の公営住宅の郵便受けに投函されたり、駐車中の車両のワイパーに挟み込まれていたり、現時点(6月4日現在)で府連が把握している被害状況は、26カ… 続きを読む

国勢調査を活用した実態把握から見えるもの

同和行政を進めていくにあたって、被差別部落の実態把握は避けて通れない問題である。わたしたちは、行政との話し合いの席では、つねに被差別部落の実態把握の必要性を訴えてきたところである。 大阪府や大阪市をはじめとする自治体は、… 続きを読む