コラム

Vol.94 大阪市の「子ども生活調査」から見える貧困の深刻さ

「1億総活躍社会」「女性活躍社会」「待機児童の解消」など、政府肝いりの政策が踊っているが、現実は、まったくと言っていいほど機能していないし、インフラ整備は遅々として進んでいないのが現状だ。政府は「希望出生率1.8%」を目… 続きを読む

Vol.93 「推進法」の動向は 自民党内の良識に期待

いよいよ臨時国会がスタートした。自民党がまとめた「部落差別解消推進法案」が、自民・公明・民進の3党で5月の通常国会で衆議院に提出され法案としては継続審議扱いとなったものが、いよいよ成立の方向でとりまとめられようとしている… 続きを読む

Vol92 「ひろがる えがおプロジェクト」へのご協力に感謝

「子どもたちに笑顔を届けたい」とスタートした「ひろがる えがおプロジェクト」が大きな反響を呼んでいる。 テレビや新聞などに大きく取り上げられ、ここふーどばんくOSAKAにも激励の電話やFAXが頻繁に送られてきている。 「… 続きを読む

Vol.91「食は権利」の視点からフードバンク活動を考える

フードバンクと関連している国の機関は、農林水産業だ。その農水省の食料産業局からフードバンク活動における食品の取扱い等に関する手引き作成にあたっての意見募集の案内が送られてきた。 それによると一年間の食品廃棄の量は、192… 続きを読む

Vol.90 相模原の大量殺傷事件はヘイトクライムだ

何とも重苦しい心痛める事件が引き起こされた。それは、相模原市の障害者施設で起こった大量殺傷事件というあまりにも痛ましい事件である。 朝日新聞のサイトに、最首悟(さいしゅ・さとる)和光大学名誉教授の「今回の事件は猟奇的な犯… 続きを読む

Vol.89 厳しい参院選結果 野党共闘に可能性見いだし

7月10日投開票の参議院選挙で、3選をめざした民進党・おだち源幸候補は34万票にとどまり、落選するという結果となった。3年前の大阪選挙区においても民進党(当時、民主党)候補が惨敗するという結果を考えれば、大阪における民主… 続きを読む

Vol.88 「アベ化」する社会に歯止めを おだち勝利で改憲を阻止

  以下に列挙する政策をご覧あれ。 ・政府による徴税は窃盗であり財産所有権の侵害であるとして一切認めない。 ・軍隊への徴兵も認めない。税金で賄われる補助金や助成金の類も一切認めない。 ・あらゆる銃火器や弾薬の製… 続きを読む

Vol.87 安倍政権の暴走を止める…未知数の参院選

参議院選挙がスタートした。7月10日の夜には大勢が判明する。改憲勢力による“3分の2”が確保されるか否か、平和と人権が大きく後退させられるかどうか、剣が峰の闘いだ。 今回の参議院選挙の特徴は、“経験したことのない初ものづ… 続きを読む

Vol.86 若者の政治への憤り 無責任な政治と決別を

6月11日土曜日、京都市内で部落解放同盟の近畿・東海・北陸ブロック支部長研修会が開催された。その研修会で、講演された法政大学の山口二郎教授が、昨年の安保法制改悪に対する反対運動の中で、とくに若者の立ち上がりが今までにない… 続きを読む

Vol.85 次々出される人権関連法案 自民党の真意は 

5月20日衆議院法務委員会において、自民・公明・民進の3党共同で、「部落差別の解消の推進に関する法律案(以下、「部落差別解消法案」という)」が提出され、趣旨説明がおこなわれた。しかし、最終的には、衆議院法務委員会で継続審… 続きを読む