コラム

丁寧な合意形成こそが民主政治 ワンフレーズに騙されるな

「最高責任者はわたしだ。私たちは選挙で国民の審判を受けている」と国会でのべたのは安倍晋三首相。集団的自衛権の憲法解釈の変更についての質問に対しての回答である。一方、大義なき出直し市長選挙を決めた橋下氏も「選挙で選ばれた私… 続きを読む

大阪市長の「出直し選」は民主主義への冒涜

橋下大阪市長が、突然、任期途中で辞職し、3月23日投票の出直し市長選に打って出た。それを受けるかたちで、大阪市議会は2月14日、橋下市長が提出していた辞職願を民主をはじめ、自民、公明、共産の各党などの多数で不同意とするこ… 続きを読む

「売らんがため」が生む人権侵害をどう防ぐのか

「ふーどばんくOSAKA」が呼びかけたボランティア体験デー第1弾が、1月25日の土曜日に実施された。 10チームで、27か所に配送するという作業であり、20数名が心地よい汗を流した。 届け先の中には、母子家庭のシェルター… 続きを読む

映画『SAYAMA』に見た石川さんの素顔

遅まきながら、映画「SAYAMA 見えない手錠をはずすまで」を鑑賞させてもらった。 淡々とした映画だが、心から石川一雄さんが犯人でないということが再確認でき、サッちゃん(早智子さん)との夫婦愛が描かれたジワッと暖かみのあ… 続きを読む

部落解放運動が「社会的企業」に取り組む意味

大阪の部落解放運動ではこの数年間、社会的企業の必要性が叫ばれ続けてきた。府連も、各支部へハッパだけをかけるだけでは責任を果たしたことにはならないと、府連として取り組むべき社会的企業の検討を進めてきた。その先陣を切ったのが… 続きを読む

多様化した社会に応じた多様化した運動を

昨年末、希代の悪法「特定秘密保護法案」が与党の強行採決により成立した。その審議のさなか、自民党の石破幹事長は自らのブログに、特定秘密保護法案に反対する国会周辺のデモについて「単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質であまり変わ… 続きを読む

多様な社会には多様な運動で 来年を組織改革元年に

「これまでの年功序列から適材適所を心がけた人材育成とインセンティブ付加をめざしている」「最新の知識を得る社外研修や、他社との間でOJT教育を実施する等、専門知識を有するスタッフを養成していきたい」。 これらの抱負は、大阪… 続きを読む

「あまちゃん」と「半沢直樹」から民主党再生を考える

11月下旬に民主党大阪府連が「前進の集い」と銘打ったパーティを、大阪市内のホテルで開催した。“低迷”“逆風”の中でのパーティだけに人が集うかどうかと心配していたが、それなりに会場には熱気があり、再生に向けて踏み出していこ… 続きを読む

持続可能なフードバンク活動のためには

フードバンクとは、「食料銀行」を意味する社会福祉活動で、食品関連企業や量販店、農家、個人などから賞味期限内でまだ食べられるのに商品として流通できなくなった食品の寄贈を無償で受け、食べ物に困っている人や施設などに無償で配布… 続きを読む

山場を迎えた「市民交流センター」存廃問題 橋下市長は差別撤廃のための方向を示すべきだ 

大阪市の市民交流センターの存廃が、いよいよ大きな山場にさしかかってきている。 市民交流センターとは、市内の同和地区にあった人権文化センター、青少年会館、老人福祉センターという3つの公的施設を集約・統合した施設を指している… 続きを読む