コラム

「都構想で『西成区』をなくせます」と書かれたビラ

「最終に来て、形勢逆転、維新の勢い増す」「高い投票率により、『賛成』が多数を獲得する模様」…5月17日の大阪市民による住民投票は、「反対」「賛成」が拮抗し、最後までデットヒートが繰り広げられた。結果は、賛成が過半数を上回… 続きを読む

絶望にもとづく期待は破滅への道 5.17 NOの審判を

統一自治体選挙の前半戦が終了した。 結果は、散々たるものとなり、わが同盟組織内候補6人中、4人が惜敗し辛苦をなめた。 大阪の統一自治体選挙は、「維新」対「自民」による大阪の次の舵取りを決める決選投票の色合いが濃く反映する… 続きを読む

分権・自治の時代に逆行する「都構想」に反対を

大阪市をなくし、現在の24区を5つ特別区に再編するかどうかを決める住民投票が5月17日に行われることが確定した。 もし「賛成」が「反対」を1票でも上回れば、大阪市という政令指定都市がなくなってしまう。この一大事をたった数… 続きを読む

強い精神と情熱を持って社会問題に挑むこと

府連に関係する16の社会福祉法人でつくる「つばめ会」の研究集会で、現在、恩賜財団済生会の理事長をつとめておられる炭谷茂さんの話を聞く機会があった。 今日の福祉の状況を説明されたところで、「ひとりの人間に問題が集中する時代… 続きを読む

「大阪市をなくしてはいけない」-5つの理由

5月17日は大阪市の有権者によって住民投票が行われる予定である。 マスコミでは“「都」構想の是非が問われる住民投票”という表現が使われているが、府議会、大阪市議会に提案されている「特別区設置協定書」には、大阪都なる文言は… 続きを読む

大阪市廃止・分割案にノーを

「こんな短期間で、大阪市をなくすという大事なことを本当に決めて良いんですか?」というのが、5月17日に開催予定の大阪市の住民投票に対する率直な意見だ。 「大都市地域における特別区の設置に関する法律」に基づき「協定書」が3… 続きを読む

「部落地名総鑑」発覚から40年(下)

ヘイト・スピーチという「差別」行為 朝鮮学校の前で「殺してやるから出て来いよ。ゴキブリども!」と叫ぶ差別街宣。街頭で差別言動を繰り返すヘイト・スピーチ。特定の集団に向けられる露骨で粗野な差別言動ではあるが、この発言も同様… 続きを読む

まやかしの「住民投票」 市民不在の都構想論議 

2015年という新しい年を迎えた。 昨年、年の瀬が押し迫る30日に大阪都構想を巡り議論の舞台となっている大阪府市の法定協議会が再開された。 急転直下、法定協が開催されたのは昨年の10月に大阪府・市両議会で自民や民主、公明… 続きを読む

「部落地名総鑑」発覚から40年(上)

差別事件、その共通した問題点 「『部落地名総鑑』を配っただけでは問題にならない」。この信じがたい発言は、広島法務局の幹部が2014年5月に人権擁護委員を対象とした人権研修で語ったものである。 事件発覚当時、政府は「部落地… 続きを読む

公と民の間に橋を架ける「ふーどばんくOSAKA」の挑戦

行政は、法律が根拠となり、条例や制度、要綱等による定めにしたがい運営されるものであり、法を逸脱したり、犯したりすることが出来ないことは当然のことである。 企業は、営利が目的となり、儲からないことなどには当然、手を出さない… 続きを読む