コラム

Vol.214 穏健保守・リベラル路線を捨てた宏地会=岸田総理誕生に思う 

  「ノーサイド」と宣言したのは、岸田自民党総裁誕生の挨拶での出来事だ。 闘いや争いが終了し、互いの健闘をたたえ合う。これからは自民党ひとつにまとめ合って進んでいこうという総裁としての言葉なハズが・・・ 自民党の役員人事… 続きを読む

Vol.213 窓口一本化論争とコモン 谷元さんの講演から考える

  谷元昭信さん(元中央書記次長)の講演をひさしぶりに堪能させてもらった。 そういえば18歳ぐらいから2ヵ月に1回ぐらいの割合で、何年ほどだったか・・・谷元ゼミの受講生として優等生だったかどうかは別にして、学習を積んだも… 続きを読む

Vol.212 自分事として闘うことができるのか 辛淑玉さんの闘いに思う

  「なんとも自分が情けない」「ここまでの問題だったのか」と自分なりに反省しきりである。辛淑玉さんの裁判の話しだ。  9月1日東京地裁において、辛淑玉さんに対して、制作したDHCテレビジョンなどに550万円の支払いと謝罪… 続きを読む

Vol.211 自民党総裁選で政治空白 加速する政治への「ネグレクト」  

「政治へのネグレクトが起きている」との指摘がチラホラ散見するようになってきた。 ネグレクトとは、「無視する」「怠る(おこたる)」「疎かに(おろそかに)する」と訳される。 子どもに対する教育という観点から保護・養育義務を果… 続きを読む

Vol.210 コロナ禍での五輪強行で高まる政治不信

東京でのオリンピックが閉会した。 一方で、大阪を含め全国にコロナ感染が爆発的に拡大してきており、医療崩壊が起き出している。また、菅首相は、感染者数急増を踏まえ、中等症以上は原則入院としていたこれまでの対応を見直し、「重症… 続きを読む

Vol.209 政権延命に利用される不祥事続きの東京五輪 

「蓮舫さん。関口さん。青木さんや羽鳥さんやテレ朝の玉川さん」に対して、SNSで批判の嵐が吹き荒れている。理由は、「もともとオリパラ、とくにオリンピックについて中止・延期を主張し続けていた」と言うのが炎上の理由らしく、「舌… 続きを読む

Vol.208 政権批判の受け皿となる政党には何が必要か

オリパラが強行開催され、秋にはいよいよ総選挙という日程が予想されている。 東京都議選はフタをあければ、自民党の圧勝という予想が外れ、都民ファーストの惨敗予想がくつがえり31議席を獲得し、第2党に踏みとどまるという予想外の… 続きを読む

Vol.207 企業、ボランティア、スタッフ…様々な協力で実現した扇町公園での「食支援」 

いよいよオリンピック・パラリンピックが強行開催されるようである。 まさか泉佐野市がオリパラ関連で全国的に有名になるとは、千代松市長も青天の霹靂といったところだろう。濃厚接触者かどうかという判定を「空港でやれる能力はない」… 続きを読む

Vol.206 被差別と加差別 そもそもの立場の優位性を意識できているか

立憲民主党内の「性犯罪刑法改正に関するワーキングチーム」での議論において、本多平直議員が「14歳との性交、同意で捕まるのはおかしい」との問題発言が・・・。のちに謝罪・撤回したそうだが、性暴力被害の現実とのあまりにも落差が… 続きを読む

Vol.205 相次ぐ被差別身分抜きの「士農工商」報道

水平時評の171号(2019年12月20日)で、最近の小学校や中学校の社会の授業では、「士農工商○○」という身分制度が江戸時代につくりあげられていたとは習わないということを報告させてもらった。 現在において、50代のおっ… 続きを読む