リバティ人権資料の活用へ 大阪公立大に収蔵庫が開設

大阪人権博物館(リバティおおさか)から寄贈された約3万点の人権資料を保管する大阪公立大学の「人権関係資料収蔵庫」の開設記念式典が6月29日、大阪市住吉区の同大学高原記念館でひらかれた。

記念式典には大阪公立大学から櫻木弘之学長、山東功大学史資料室室長らが出席。櫻木学長はリバティおおさかから寄贈された人権資料は日本で最も豊富な資料群であり、次世代に継承すべき「社会的共有財産」と評価。大学憲章に掲げる「人権・自由・平等・平和の尊重」の理念にもとづき、教育、研究、社会的貢献活動に有効に活用していくと決意をのべた。

リバティおおさかから石橋武理事長、髙橋定理事(府連書記長)が参加。石橋理事長は約40年の博物館活動で収集した日本有数の資料群を大学が主体的に管理し、公開・活用していく姿勢を「歴史的快挙」とのべ、将来的に大学内での博物館構想が実現することへの強い期待を寄せた。

来賓では大阪府・市副首都推進局の西島亨局長、鈴木憲府議会議員、府連の村井康利副委員長、山中辰也副委員長が参加。村井副委員長は約3万点の資料を「コモン(共有財)」として社会全体で守り育てるべきとし、将来的に大学内で人権博物館として生まれ変わることを願い、差別撤廃へ連携・協力していくとのべた。