水平社100年プロジェクトが会合

全国水平社・大阪府水平社100周年記念企画プロジェクトの第1回会合が2月25日、HRCビルでひらかれ、水平社100年の歴史や部落の実態を学ぶ学習会をプレイベントとして開催することなどを決めた。

会合には部長をつとめる赤井隆史委員長をはじめ3役と事務局のスタッフが出席。準備会で進めてきたとりくみについて村井康利事務局長が説明した。

記念事業の意義・目的として①水平社90年に提案した4つの目標を総括し、101年目からの運動を展望する②100年にわたる運動の歴史を総括し教訓を明らかにする③100年にあたり原点に立ち返り運動の前進を誓う④功労者を称えるなどを強調。

記念事業として①記念誌の発行②学習会の開催③リバティおおさか巡回展の開催④記念集会の開催⑤功労者表彰⑥記念品、記念碑の検討などにとりくむことを決めた。

記念誌は「歴史編」「展望編」に分けて準備が進められており、100年の運動の到達点、成果を明らかにするとともに、101年目からの運動のあり方に「実態」「理論」「組織」「運動」などの側面から迫るものをめざす。記念誌の準備とあわせて3月からはプレイベントとして「101年目からを展望する連続講座」を開催することになった。