ジェンダー平等実現へ 府連女性部が第52回大会

府連女性部の第52回大会が7月2日、HRCビルでひらかれた。スローガンは「全国水平社創立100年の闘いを受け継ぎ、差別と闘う女性の力で人権・平和・命を守るため、女性が先頭に立ってとりくみをすすめよう」。

主催者を代表してあいさつした鶴岡弘美部長は「水平社創立から今年で100年。101年目からの運動を進めていくために女性部の規約を見直し来年の大会で改正したい」などとのべた。

府連の赤井隆史委員長は「水平社宣言は部落民だけでなく、ハンセン病回復者、アイヌ、在日の人たちにも勇気を与えた。いま、地域でとりくまれている社会福祉法人や、子ども食堂のとりくみもひとつの水平社運動といえる。地域で携えていくネットワークのとりくみを展開していこう」と呼びかけた。

今年度の活動方針では▽女性が意思決定機関に▽できるクォータ制の導入▽政府によるマイノリティ女性の実態調査▽男女平等条例の制定▽組織強化、人材育成▽府連ジェンダー平等推進基本方針の具体化などにとりくむことを強調。全員で団結がんばろうをおこない決意をかためた。