市民交流センター存続へ各地で集会

市民交流センターの存続に向けた闘いが大きな山場を迎えるなか、大阪市内の各地区では利用者らによる集会が相次いでいる。11月2日には市民交流センターひがしよどがわで「存続に向けた区民集会」がひらかれ、利用者、周辺住民など約150人が参加。「居場所がなくなると不安」「高齢者が唯一地域とつながれる場所」など利用者の切実な訴えが相次いだ。

東淀川区の金谷一郎区長、長尾秀樹大阪市会議員も参加するなか、施設の利用者からアピールが行われ、「居場所がなくなるのではと、とても不安。孤立しないために、人とのつながりを大切にして暮らせるように存続に向けてがんばる」(書道サークル)、「夫婦で近隣から参加している。妻が病気療養中だが、再び参加できることを楽しみにリハビリをがんばっている」(カラオケサークル)、「高齢者が唯一地域とつながれる場所。無くさないでほしい」(民謡サークル)、「勉強する意味が何かをここで教えてもらった。様々な相談機能のある市民交流センターに識字教室があることが大事だ」(読み書き教室の講師)など、存続を求める切実な訴えが相次いだ。

最後に「これまでの経過や歴史を一切無視した廃止には断固反対。存続を求めて全力で取り組む」との集会アピールを確認。参加者全員で団結がんばろうを行い、最後まで取り組む決意をかためた。