府連が「部落探訪」の削除を求めた裁判で、鳥取ループ・示現舎が裁判を自分の居住地の
ニュース | 2024年10月31日
ニュース | 2024年1月15日
府連の2024年新春旗びらき「新たな出発の集い」が1月10日、HRCビルでひらかれ、1部、2部あわせて約200人が参加。今年1年、新たな決意で運動を進めていくことを誓いあった。
1部は組織内が対象。冒頭、能登半島でおきた地震の被害者に黙祷。あいさつした赤井隆史委員長は地震の被害者に哀悼の意を表すとともに「高齢者や一人暮らしの多い部落でどう命を守るのか。人権のまちづくりをあらためて進めてほしい」と強調。
昨年6月の「全国部落調査」裁判の高裁判決、大阪府のネット差別防止条例の施行などを踏まえて、今年は国会の場で人権を法制度に高めていく運動を進める年だとのべ、狭山再審闘争を前進させ、次代にバトンタッチできる運動の創造に向けて、しっかりと議論と実践を積み重ねていきたいと強調した。
今年選挙を闘う組織内候補として8月の箕面市議選で5期目にのぞむ中嶋三四郎議員(北芝)、9月の和泉市議選で4期目にのぞむ松田義人議員(和泉)、10月の泉南市議選で5期目にのぞむ河部優議員(鳴滝)が決意を表明した。
髙橋定書記長が情勢報告と行動提起。「不寛容、排他主義、差別や分断が強化されるなか、組織内候補の必勝はもとより、人権、環境、平和を守る候補を一人でも多く当選させたい」と強調。地域にある隣保館をはじめとする社会的資源をいかに運営していくのか、地域共生社会の実現に向けたとりくみを進めていこうと呼びかけた。
2部は来賓をまじえた懇親会。来賓として大阪府の山口信彦副知事、大阪市の朝川晋副市長、連合大阪の田中宏和会長、立憲民主党の森山浩行府連代表(衆院議員)、公明党の伊佐進一府本部副代表(衆院議員)、社民党の大椿ゆうこ副党首(参院議員)があいさつ。山中辰也副委員長の音頭で乾杯ののち、なごやかに懇親し、大北規句雄副委員長のあいさつで閉会した。