婦人水平社から100年 女性の権利学ぶ年に 女性部大会

第53回府連女性部大会が6月24日、HRCビルでひらかれ各支部から33人が参加した。

あいさつした鶴岡弘美部長は「今年は婦人水平社の設立から100年の年。女性の権利について学ぶ学習の1年間にしたい。来年の府連大会では女性の役員を増やしていきたい」などとのべた。

ついで「府連女性部に期待すること」をテーマに赤井隆史委員長が講演。

赤井委員長は水平社宣言にある「兄弟」や「男らしき」といったからわかるように当時の水平社は男性中心の組織であったと指摘し、ジェンダー平等の意識を取り入れた解放運動の構築が求められていると強調。

府連ではクオータ制を導入して3割の女性役員を目指す。クオータ制は権利であり府連と女性部を支える一翼の担っていただきたいと呼びかけた。

今年度の活動方針では▽ジェンダー平等基本方針の具体化、▽マイノリティ女性の実態調査の実現、▽女性共闘会議、国内外のマイノリティ女性と連帯し複合差別撤廃を目指す、などを強調している。