リバティおおさか はじめての移動人権展

大阪人権博物館(リバティおおさか)が休館後、はじめての移動人権展「部落問題ってなんだろう?」が11月12日(金)からはじまる。同実行委の主催。

江戸時代に被差別民が解剖に立ち会った「解体新書」の実物、島崎藤村の小説『破戒』の初版本、全国水平社第2回大会綱領・宣言、「解放令」堺県布達など、リバティおおさかの所蔵資料から厳選された現物資料や部落問題の現在、中世、近世、近代、現代と続く日本社会と部落問題の関係を示したパネルなどが展示されている。

会期は11月12日(金)から17日(水)、午前10時から17時(最終日は12時まで)。会場はエル・おおさか(大阪府立労働センター)本館9階ギャラリー2。入場料は無料。

11月13日(土)には同館学芸員の吉村智博さんによるギャラリートークがおこなわれる。時間は10時30分と13時30分の2回。問い合わせは同博物館(06・4301・7783)。