50周年記念事業の成功へ 府連女性部が51回大会

第51回府連女性部大会が9月11日、HRCビルでひらかれた。スローガンは▽コロナ禍で厳しい状況に置かれている女性、子どもに安定した生活を▽女性部結成50周年記念事業を成功させよう▽憲法改悪を許さず、人権・平和・環境・いのちを守るため、衆院選に勝利しようの3点。

主催者を代表してあいさつした鶴岡弘美部長は、府連が実施した「コロナ禍の暮らしのアンケート」で女性に課題が集中している結果が現れていることから「女性が安心して暮らせるためには何ができるのかを考えていきたい」と強調。コロナ禍で延期になっていた結成50周年記念事業の成功に向けて協力を呼びかけた。

来ひんとして府連の村井康利書記長が「暮らしのアンケート調査結果をもとに、各地で一支部一社会的起業を進めていきたい。衆院選で推薦候補の必勝に向けてとりくみをすすめる」とのべた。
今年度の方針では▽府連男女平等推進基本方針の改定を進める▽女性が意思決定期間に参画できるよう女性役員の割合を高める▽結成50周年記念集会の成功に向けてとりくむ▽暮らしのアンケート調査で明らかになった女性の課題解決にとりくむ、などを確認した。

大会終了後は岡井寿美代常任委員(高槻市議)が「コロナ禍の相談事例から見えてきた女性の人権課題」について報告した。