「集団的自衛権」に反対 抗議声明、集会・デモも

安倍政権が集団的自衛権の行使容認を可能とする憲法の解釈変更を7月1日に閣議決定したことに対して府連は同日、断固反対する抗議声明を発表した。7月6日にひらかれた「平和主義が危ない!秘密保護法廃止!!」集会にも参加し「集団的自衛権反対」などの横断幕を掲げて大阪市内をデモ行進した。

大阪市北区の扇町公園でひらかれた集会は大阪弁護士会の主催で雨の降りすさぶなか約5000人が参加。大阪弁護士会の石田法子会長が「政府が憲法を破壊するような行為は認められない。反対の声を一つに」と呼びかけた。

集会後は大阪市内をデモ行進。府連からの参加者も「戦争は最大の人権侵害」「憲法違反の集団的自衛権反対」と書かれた横断幕を掲げてデモ行進した。

抗議声明では、正規の改憲手続きも国会の議決も国民投票も経ずに政権だけの判断で解釈改憲を強行した安倍政権の暴挙を断じて許すことはできないと強調。

戦争は最大の人権侵害であり、閣議決定に抗議する全ての市民と連帯し、平和憲法を守り抜くために全力をあげて闘い抜くことを呼びかけている。

●抗議声明