大阪都構想はまやかし 政治学習会

府連政治学習会が4月25日、HRCビルでひらかれ、「大阪の自治を考える 何故今大阪市の消滅、都構想なのか」をテーマに学習した。

橋下徹大阪市長は、無意味な「出直し選挙」で再選されたものの、議会情勢は変わらず、議会内外で「維新離れ」が加速しつつある。こうした流れを来年4月の統一自治体選挙で決定的なものとするために、「大阪都構想」の真の姿を改めて学ぼうと企画されたもの。

学習会では北口末広委員長があいさつし「都構想は政治的には事実上破綻しているが、その中身は見極めておく必要がある。数字のごまかしなど含めてしっかりと学習してほしい」と強調。

学習会の講師は自治労大阪の山口勝己副委員長で「大阪都構想の問題点と大阪の未来」をテーマに話した。

山口副委員長は「大阪都構想」は大阪市を廃止し、複数の特別区を設置する行政区の改革案であり、国と大阪府の関係は変わらず税収が増えるわけでも国からの投資が増えるわけでもないと指摘し「都」という呪文を解いて冷静に考えることが必要だと指摘。

区割りをめぐる議論にも市民参加の視点がまったく欠如しており、コミュニティの分断や交通網が考慮されていないなど問題点は山積みであると強調。こうした論理の破綻から「出直し選挙」に打って出た実情であるとし、真に必要なのは「下から」の制度設計であり、条例づくりであるとのべ、そのためにも橋下市長にかわる市長候補をつくり、支えていくことが必要であると強調した。