秋晴れのもとAIAIフェスタ

HRCビル(AIAIおおさか)に入居する各団体や府連各支部とビル周辺の住民との交流をはかることを目的としたイベント「AIAIフェスタ」が11月3日、HRCビル前の波除小学校グランドなどでひらかれ、秋晴れのさわやかな天気のなか親子連れやお年寄りなどのべ3000人が参加し、多彩なステージや食べ物の出店、遊びの企画などで秋の1日を満喫した。

AIAIフェスタは、HRCビルが地域住民に親しまれる人権の拠点として発展していくことをめざしてはじまったとりくみで今年で7回目。

オープニングイベントでは主催者を代表して実行委員長の赤井隆史府連委員長があいさつし「大阪で人権問題にとりくむ様々な団体がHRCビルに一堂に会して8年目を迎える。日頃地域のみなさんにお世話になっている恩返しも含めて企画したAIAIフェスタは、今年で7回目を迎え地域にも定着してきたと思う。よき日を目指してともに奮闘していきたい」と呼びかけた。

港区の筋原章博区長は「今年は地震、台風で港区も大きな被害を受けた。避難所を運営してあらためて住民の顔の見えるつながりづくりの大事さを実感した。AIAIフェスタは食、文化、音楽を通じた地域交流の場。意義はますます深まっている」とのべた。

太鼓サークル「蛍」の力強い演奏でオープニング。子ども情報研究センター有志によるフォルクローレ、ケニーさんのマジックショー、初出場の市岡高校ダンス部による軽快なダンス、ドームアリゲーターによるロック演奏、子ども情報研究センターの可愛い親子ダンスに加えて、お笑いコンビのモンスターエンジンの漫才、毎年恒例タージンさんによるビンゴ大会も大いに盛り上がった。

会場にはチジミ、かすうどん、コロッケ、ふくぜんの天ぷら、おでん、フランクフルトなどの食べ物や、さいぼし、あぶらかす、のり、直販の野菜などの食材、ベーゴマなどの遊びも出店。またラーメンチェーン店の「河童ラーメン」も出店。鳥取県連女性部も駆けつけ特製の味噌を販売した。

HRCビルの駐車場には毎年恒例の「ふわふわ」が設置され、近隣の子どもたちで大いに賑わった。