新着情報

Vol.296 「憎悪」でユーザーを惹きつけるSNS情報に歯止めを

第82回全国大会が終了した。 相変わらずSNSによる被差別部落の地域情報がネットに拡散され続けていることへの対策などが議論となった。SNSを悪用して差別拡散や誹謗中傷をおこなうフェイク情報など、ネット上における人権侵害の… 続きを読む

今国会で再審法改正を 狭山再審に向け院内集会

再審法改正の早期実現を求める院内集会が2月18日、衆議院議員会館でひらかれ全国から約70人が参加した。86歳の石川一雄さんの早期の再審無罪に向けて、今通常国会で再審法改正を求めていくことを確認した。 あいさつした中央本部… 続きを読む

院内集会

Vol.295 これ以上石川さんの時間を奪うな 議員立法で迅速な再審法改正を

昨年9月26日に袴田巖さんの再審無罪判決が決定した。2014年に静岡地裁で再審開始決定が出されたが、再審開始が確定するまでに9年、再審無罪判決まで10年の時間が費やされたことになる。この時間の経過こそが、現行の“再審法”… 続きを読む

リバティ寄付金2億円を超える 貴重な人権資料を未来につなぐ 

 大阪人権博物館(リバティおおさか)の人権資料を大阪公立大学で有効に活用するために呼びかけられてきた寄付金が目標としていた2億円を超えた。1月31日までに寄せられた寄付金の総額は2億652万1236円となった。協力いただ… 続きを読む

リバティ寄付金リーフ

Vol.294 急いては事を仕損じる  「タイパ」重視の風潮

「タイパ」もしくは、「タイムパフォーマンス」という言葉をご存じだろうか。 タイパとは、費やした時間に対する満足度の度合いを示す言葉らしい。 日本語では「時間対効果」と訳されるそうで、短い時間で最高のパフォーマンスを発揮さ… 続きを読む

Vol.293 「情プラ法」と逆行するファクトチェックの廃止 

SNSの代表格であるフェイスブックなどを運営する米メタ社が、第三者機関による事実確認、ファクトチェックを段階的にアメリカで廃止すると発表した。代替機能を導入するものの偽情報などの増加につながる可能性があり、憂慮せざるを得… 続きを読む

大阪港湾局差別発言で糾弾会

大阪港湾局職員による差別発言事件の糾弾会が12月24日、大阪市住吉区の大阪港湾局ATC庁舎でひらかれた。差別発言をおこなった職員A、Bに対しては非公開、大阪市に対しては公開でひらかれ、2人が差別意識を持つに至った経緯や大… 続きを読む

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2025年は運動のテーマが凝縮した節目の年

2025年の年頭にあたって 答申60年、地名総鑑50年、基本法案40年… 2025年という新たな年は、部落解放運動の歴史上大きな節目の年と言える。 それは、1965年に発表された「同和対策審議会」答申(いわゆる「同対審」… 続きを読む

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Vol.291 情報が偏るSNS 生涯教育としてのメディア・リテラシー教育が必要

2024年も年の瀬を迎えている。 大谷選手の50−50が超話題に・・・また夏のオリンピック・パラリンピックでの日本選手の活躍、そしてひさしぶりの与野党伯仲という結果をもたらした衆議院選挙、政治とカネに揺れた国会などなど、… 続きを読む

Vol.290 デマ、フェイクではなく信頼感で集う電子空間を

本年10月に実施された総選挙では、野党第1党の立憲民主党は議席を50議席伸ばして148議席となり、結果だけを見ると大躍進のようだ。しかし、現実は、自民党が減らした分の受け皿的役割を立憲が果たしただけで、政党としての政策論… 続きを読む