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ニュース | 2015年9月29日
大阪市「ヘイトスピーチへの対処に関する条例」の制定に向けて10月6日、緊急集会・パレードがひらかれることになった。主催は府連、NPO法人多民族共生人権教育センターなどでつくる同集会実行委。
日本では白昼堂々と在日韓国・朝鮮人をはじめとするマイノリティに対するヘイトスピーチが行われている。こうした悪質な行為を規制する法律はなく差別は野放しのままだ。
今年5月、参院法務委に「人種差別撤廃推進法」案が提出、大阪市議会にも「ヘイトスピーチへの対処に関する条例」案が提出されたが、いまだ成立する見通しは立っていない。
悪質なヘイトスピーチや差別行為に対する法的規制は必要であり、国に法制定を促していく意味でも、一日も早い条例制定が求められている。
緊急集会・パレードは10月6日(火)午後1時半から大阪市北区中之島の剣先公園を会場にひらかれる。集会終了後、剣先公園から大阪市役所周辺を反ヘイトスピーチを訴えてパレード。開会中の大阪市議会の各会派に対して早期の条例制定を求める要請行動にも取り組む。