秋晴れのもとAIAIフェスタ

HRCビル(AIAIおおさか)に入居する各団体や府連各支部とビル周辺の住民との交流をはかることを目的としたイベント「AIAIフェスタ」が11月3日、HRCビル前の波除小学校グランドなどでひらかれ、秋晴れのさわやかな天気のなか親子連れやお年寄りなどこれまでで最高の約3000人が参加。多彩なステージや大阪発のグルメ、遊びの企画などで秋の1日を満喫した。

AIAIフェスタは、地域住民に親しまれる人権の拠点としての発展をめざしてはじまったとりくみで今年で5回目。府内各地の支部が趣向を凝らした出店やステージ・遊びの企画など盛りだくさんのイベントとなった。

オープニングイベントでは主催者を代表して実行委員長をつとめる赤井隆史府連委員長があいさつし「このビルには人権、平和、子育てなどにとりくむ様々な団体がある。深刻な格差社会のなかでいろんな困りごとの相談を受けている。大阪市の調査でも子どもの貧困の厳しい状況が明らかになっている。ブースをしっかり見ていただき学びの場としての活用していただきたい」と呼びかけた。

来ひんでは港区の田端尚伸区長、藤田あきら大阪市会議員が駆けつけてあいさつ。田端区長は「港区は古くから港があったことで様々な国籍の人がつどう街。世代や障がいのあるなしを問わず、違いを認め合い自分らしくいきいきと暮らせる街をめざしたい」とのべた。

会場にはチジミ、焼きしいたけ、うどん、コロッケ、ふくぜんの天ぷら、お好み焼きなどの食べ物やさいぼし、あぶらかす、直販の野菜などの食材、輪投げ、ヨーヨー釣りなどの遊び、ふーどばんくOSAKA、大阪市内識字・日本語教室連絡会、本人通知制度市民ネットワークのブースも出された。またラーメンチェーン店の「河童ラーメン」の出店も初出店。各店とも大いに賑わい早々に売り切れる店もあった。

HRCビルの駐車場にはウマの「ふわふわ」が設置され子どもたちで大賑わい。ステージではバンド演奏、マジック、ダンスなどが披露。ふーどばんくOSAKAにワゴン車を寄贈したHRCビル、お米を寄贈した杉原支部に感謝上が贈られた。 

テレビでもおなじみのお笑いコンビのシャンプーハットが駆けつけ、どら焼きの「茜丸」の茜太郎社長とともにじゃんけん大会でどら焼きを参加者に進呈。毎年恒例のビンゴ大会もおなじみタージンさんの司会で大いに盛り上がった。